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OKIの初留学③ 日本を襲った大災害がもたらしたもの

更新日:4月16日

「ちょっと深刻」僕の初海外留学とそのキッカケ ~3.11大災害で体験したこと~


海外留学


3.11 日本を襲った大災害がもたらしたもの

2011年3月11日の夜勤明け

(とはいっても、帰路は午後2時過ぎ)


自宅は東京のニュータウン。


家までもうすぐというとき、

数百メートル先の信号が赤にかわり

運転するクルマのブレーキを踏みながら

速度を落としているときでした。(鮮明に憶えています)

クルマが左右にぐわんぐわんと揺れるのです。

前方のクルマもハザードをたき、

みんな交差点に達する前に停止、

それでもまだ揺れています。

すぐに地震だとわかりましたが、

ここまでの揺れは体験したことがありません。

車内で流れていたFMラジオのDJも

慌てて緊急放送に切り替え、

東北地方の大地震だとアナウンスをはじめました。


東日本大震災 石川県能登半島沖地震
3.11

自宅に戻りテレビをつけたそのときが、

僕の精神を狂わせた瞬間でした。

ニュースキャスターの

いつもとは違うトーンと同時に、 津波が街をのみこんでいく光景、 道路を走る車が逃げ道を塞がれ前進後進を繰り返す、 家屋の屋上から人が助けを求めている、 助けることができずに水かさが一気に増えて

波がそれらをかぶり消した、 その瞬間、

僕の心臓と呼吸が何度も止まりかけるようなパニックが起きました。 同じような経験をされた人は多いのではないでしょうか。


翌週からの街、

東京も多くの場面で混乱が続いていきました

物流の会社の業務も大混乱が起き、

特に問題となったのは燃料の確保。


非常用貯蓄分では追いつかず給油所へ並ぶのですが、

そこに並ぶ人たちそれぞれの温度差にも強い違和感を覚えました。 仕事が急遽休みになり

レジャーに向かう途中の人、

そのはしゃぎ声、

必死のガソリンスタンドスタッフの協力要請を

聞こえないふりをし無視する人、

その一方で険しい表情でじっと列に並び続ける人・・・

日々状況が

人生では感じたことのない

イレギュラーな日々が毎日、毎日、と続き、

ある連休に南相馬という街で募集をしていた

倒壊家屋の清掃ボランティアに行く機会もありました。 高速道路の亀裂、

タイヤのパンクを警告する電光掲示板、

自衛隊装甲車、

物騒なバリケード、、、

現地に行くと、

地震だけの被害と

地震津波両方の被害を

受けた地域の差がとても大きい。


割り振られた各倒壊家屋へ向かうバスの中から

おびただしい葬儀の数を目にしたこと、

現地の方の話をきいたこと、

悲しみ、

恐怖、

寒さ、

憤り、、

情報の混乱、

温度差、、


それでも現地のかたから

お弁当屋ペットボトルの水をいただき、

固く握手をしてくださり、

人助けをしに来たはずが

こちら側が奉仕されているような気持ちにもなり、、、


その後東京へ戻ると


物事や情報の温度差が激しく、

脳がいつも通りに物ごとを整理できなくなりました。


連日入ってくる関連ニュースと脳裏でごちゃ混ぜになり、

ついにとうとう僕は精神的な限界を通り越してしまいます。

「人生」「命」のこと、「自分の存在する理由」…


この津波震災をきっかけにパンク状態となり、

専門家に受診が必要なほどの精神鬱を患ってしまったのです。


そして

とうとう仕事を続けることが難しくなり、

会社や上司の理解もあり退職することになってしまいました。


イフェクサー

アルバイトなどをしながらしばらく療養後、

受診していた医師から突然のアドバイスがありました。








一度海外に行ってみてはどうか?









精神的に一旦リセットするのに良いということで、

海外留学をすすめられたのです ...


本日も読んでくださりありがとうございました!




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